メンテナンス方法
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ここではフロアコーティングを長く持たせるための基本的なメンテナンス方法について紹介しています。
掃除機は最小限にしてこまめな拭き掃除を行う
フロアコーティングにも種類があり得意なものと苦手なものがあります。したがって施工時にやってはいけないこと、やっていいことを業者にしっかり確認し、その性質を理解しておくことがメンテナンスの第一歩です。
その上で日常のメンテナンスとして心がけたいのはこまめな拭き掃除です。掃除機は強くかけるとローラーが当たって床を傷を付ける原因にもなりますので最小限に終わらせて、乾いた布で床全体を拭き取っていくのが基本です。
何かをこぼすなどして汚れた場合はそのまま放置しないこと。汚れがひどい場合は水分を含んだ布で拭いたり、薬品に強いフロアコーティングであれば洗剤やベンジン等を使ってしつこい油汚れなどを落とすこともできます。
テーブルやイスの足にはカバーをつける
次に考えたいのはフローリングの傷対策です。フロアコーティングをすれば傷は付きにくくなりますが長い年月の間には細かな傷が蓄積されることもあるので、長持ちさせるには傷をつけない心がけが必要です。
大きな家具を移動するような場合はもちろん注意が必要ですが、これはすぐに気がつくことなので意外と大丈夫です。注意すべきは毎日使用するイスやテーブルです。これらは日々少しずつ動かすことで傷をつけてしまうのです。
最も手軽な対策としてはイスやテーブルの脚にカバーを付けてしまうことです。ゴム製のものは100円ショップでも購入できますし、ホームセンター等に行けば目立たないキズ防止用のシールもありますので上手に活用しましょう。
直射日光や湿度にも気をつかう
気候や温度・湿度の変化は人間にとって体調に影響することがありますが、フロアコーティングもかなり影響を受けます。乾燥すればひび割れの原因にもなりますし、湿度が高いと変形や変色してしまう可能性もあります。
また意外と気がつきにくいのが直射日光による影響です。温度を上げる原因にもなりますが、太陽光に含まれる紫外線により化学変化が生じてコーティング部分を劣化させたり変色を引き起こしてしまうこともあるのです。
したがってできるだけフロアコーティングを長持ちさせるには誰もいなくてもカーテンで温度調節や直射日光が当たらないようにしたり、湿度が高い時は窓を開けて風通しをよくするなど、普段から気を配ることが必要です。