モノによって期間が違う?フロアコーティングの保証年数
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フロアコーティングにはさまざまな種類があり、目的に合わせて最適なものを選ぶことができます。しかし、種類によって保証年数(耐久年数)が異なるので、長持ちさせることを大前提としている方からすると、フロアコーティングの選び方は随分変わってくると思います。
ここでは種類によって異なるフロアコーティングの保証年数についてまとめています。
フロアコーティングの種類によって保証期間が違う
現在、フロアコーティングにはさまざまなラインナップがあり、特徴やニーズに合わせて適切なものを選ぶことができるようになっています。多くの人は強度が高くできるだけ長持ちし、見た目が美しくなるフロアコーティングを基準に比較するかと思いますが、種類によって保証期間(耐久年数)が異なるので注意が必要です。
それではフロアコーティングそれぞれの保証期間を見てみましょう。
フロアコーティングの種類 | 保証期間(耐久年数) |
---|---|
アクリル系(ワックス) | 2年で再施工が必要 |
ウレタンコーティング | 3~5年 |
ガラスコーティング | 10年前後 |
シリコンコーティング | 5~10年 |
UVコーティング | 15~30年 |
このようにもっとも長持ちするもので「UVコーティング」、次いで「シリコンコーティング」「ガラスコーティング」となっています。よって、保証期間の長さを基準とするなら、「UVコーティング」を第一候補にするといいかもしれません。
業者によって保証期間が違う
フロアコーティングの主な保証期間について説明しましたが、実は種類だけでなく業者によっても期間は異なるので注意が必要です。あくまで前項で解説したフロアコーティングそれぞれの保証期間は相場であり、具体的なものではありません。もちろん、目安にしていただける保証期間にはなっていますが、専門業者はそれぞれ独自の商品を抱えているため、必ずしも他社の商品と内容が同じというわけではないです。
例に出すとUVコーティングを30年保証で提供している業者もあれば、15年保証で提供している業者も存在します。このように専門業者によっても保証期間に開きがあるので、できるだけコーティングを長持ちさせたい方はよく比較することをおすすめします。
そもそもなぜ保証期間に開きが生じるのかというと、フロアコーティングを専門とする業者によって使用する液剤や機材が異なるからです。言うまでもなくフロアコーティングを実施するにはまとまった費用が必要になります。失敗しないためにも確かな保証内容を提示してくれるプロに依頼するようにしましょう。
保証内容はどんなもの?
フロアコーティングの保証内容もまた専門業者によって異なりますが、ほとんどの場合は期間内で条件に該当するケースのみ、無償で補修対応する形になります。無償で補修対応になる条件としては以下のとおりです。
- フロアコーティング業者の作業中における不手際・問題が生じた場合
- 塗りムラ・塗り残しがあった場合
- 異物の混入や剥がれなどがあった場合
- 施工時に足跡や汚れなどがついた場合
- 水拭き等により剥がれが起こった場合
- アルコールなどによる剥がれがあった場合
ただし、長期間にわたって何のお手入れや掃除もせず、放置したことによって起こるトラブルについては補修対応外としている業者が多いので事前に確認しておきましょう。
保証期間は施工のタイミングでしっかりチェックしよう
フロアコーティング選びに失敗しないためのコツは、保証期間と内容をよくチェックし、できることなら施工前に依頼を検討している専門業者とよく打ち合わせしておくことです。不明な点などがあれば何でも質問するようにし、誤解のない状態で依頼することが重要になります。
フロアコーティングの保証期間は種類そして業者によって異なるので、できるかぎり数社から見積もりを取り、十分な比較をしたうえで依頼するようにしてください。