マンションでもフロアコーティングはできる?依頼する前にここをチェック!
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フローリングが敷かれている物件ならどこでもフロアコーティングはできると思われている方は少なくないと思います。確かに大抵のマンション物件ならフロアコーティングを実施できますが、中には条件によってできないものや、そもそもコーティングを禁止しているものもあります。
ここではマンションにおいてフロアコーティングを行なう際の注意点などをまとめています。
フロアコーティングができないところもある?
ごく一般的なフローリングを敷いているマンション物件でしたら、基本的にフロアコーティングを施すことは可能ですし、管理会社も特に制限を加えていないケースがほとんどです。しかし、中にはフロアコーティングができない、もしくは禁止されている物件があるので注意が必要です。
例えばマンション物件のフローリングに使われている素材が比較的やわらかいがためにフロアコーティングができないケース。フローリングの硬さが不十分だとコーティング剤との相性が悪くなるので、温度変化によって膨張しやすくなり、歪みやヒビを招く可能性があります。
また、マンション物件によってはフロアコーティングなどの施工を許可していないところもあります。これはごく希なケースといっても過言ではありませんが、管理会社や大家さん次第ではフロアコーティング施工を許可せず、現状のままで暮らすか、ワックス程度で我慢するほかないこともあるので注意しましょう。
フローリングがシートだった場合
最近のマンション物件はシートフローリングと呼ばれるプラスチック素材のものがよく使用されるようになりました。表面は一見すると木製にも思えますが、「オレフィンシート」と呼ばれる木目の印刷がされたプラスチック。つまり、シートフローリングはあくまでシートであって木材ではないため、フロアコーティング業者によっては施工をしないところもあります。
オレフィンシートは手入れしやすく扱いやすいというメリットがあるものの、ワックスをかけても定着しない点、傷に弱く水が染み込みやすいというデメリットを持っています。このような性質からシートフローリングにフロアコーティングを施工しない業者がほとんどでしたが、近年はシートフローリングに特化したフロアコーティングが登場し、施工できるようになりました。
よってフローリングがシートだった場合でも、専門業者に問合わせて施工可能か問合わせてみることをおすすめします。
マンションでフロアコーティングをするときの相場はいくら?
マンションでフロアコーティングを行なうとき、もっとも気になるのは費用ではないでしょうか。施工にかかる費用は業者によってさまざまですが、確かな施工を求めるなら実績と信頼のある専門業者へ依頼することがベストです。あまりにも格安で提供している業者へ依頼すると、技術不足で仕上がりにムラがあったり、そもそも施工するスタッフが経験未熟なアルバイトというケースもあります。
マンションのフロアコーティングでおすすめできる業者は品質を重視している老舗「グッドライフ」、相場よりも安く丁寧な施工をしてくれる「ハートフルコート」、在宅中での施工を検討している方に適した「HITOWAライフパートナー」の3社になります。以下に3社それぞれの費用をまとめているので是非参考にしてください。
フロアコーティング業者 | 費用(30平方メートル) |
---|---|
グッドライフ | 108,000円 |
ハートフルコート | 88,000円 |
HITOWAライフパートナー | 135,000円 |
マンションのフロアコーティングにかかる費用の相場は、30平方メートルの場合でだいたい10万円前後になるので、予算と相談しながら納得のいく専門業者を選びましょう。